シロでもクロでもない世界でパンダは笑う 第八話考察

 *ネタバレしております。ドラマを先入観なく楽しみたい方は、視聴後に目を通すことを薦めます。 

 

今回も不可解な点を挙げ、今後の展望を推測していきたいと思います。

 

①佐島大臣が直輝に言わなかったことは何か?

 

A.コアラ男🐨の正体【真の黒幕】は、岩城啓太(当時の部下)であること&ナイフの真相

 

森島哲也と佐島大臣の回想シーンでも直輝と対峙した時もコアラ男の正体を言わずに口封じをしました。第六話の最後の方のシーンを思い出して下さい。大臣は山野辺一課長に『世の中にはグレーにしないといけないこともある』と話していたことや恩があるということから見て、佐島大臣と警察は主従関係です。コアラ男🐨は、岩城啓太であると一貫して主張します。あの血みどろなナイフは、当時佐島大臣の部下だった岩城が、森島哲也を切り裂いて埋めた時のもので、本話で明らかになった彼が担当した事件の書類と別にして埋めた。

 佐島大臣が『自作自演だ』とは言ってましたが、当時の部下は、いちろうではないと推測します。岩城啓太で無ければ

服毒自殺した過去を出した意味がなくなります。伏線が回収されず、繋がらないです。それに、直輝はいちろうと面識があるので、直ぐに写真を見て勘付くはずです。

 

②佐島大臣が机右下に隠していたビデオカメラらしきものは何か?

 

A.全日テレビに送るためのもの(第八話で流れた)

 

初めからこうなることを予期して佐島大臣が撮っていたのでしょう。予定調和であったと思うと恐ろしい。

 

③レンをクロロホルム(催眠薬)で襲った着ぐるみの中の人間と予告のコアラ男🐨は?

 

A.佐島大臣の部下のいちろう

 

 梓といちろうが佐島大臣に話していなかったことは、『レンと抱擁した直輝を許せない』でした。その瞬間をカメラで撮り、梓のスマホにコアラ男🐨として写真を送ったのが、いちろうだという推測です。

目的は二つある。1つは単純に『直樹への復讐』で、もう1つは【ミスパンダ🐼張本人であるレン(リコ)を殺処分するため】佐島大臣は、直輝と対峙した時に、パンダがいないのを気にしていましたね。五話でも『(浜口を殺したように見えて)パンダを今すぐ殺処分してくれ』と言ってました。これからも、パンダに梓やいちろうの立場を脅かされることは間違いありません。自分が殺せない代わりに、いちろうに頼んだのでしょう。

 ただ、①で述べた通り黒幕はいちろうではないと私は思う。なぜなら、黒幕は最後までそれとなく伝えられることがない傾向があるからです。(個人的なミステリードラマの経験則です)

 

④森島哲也が残した直輝宛のメッセージの内容は?

 

A.①のコアラ男🐨の犯人を告げるメッセージ

 

 自作自演については、ビデオ001.002から解明した。残るは、コアラ男🐨の正体です。森島哲也は殺される前に黒幕が誰なのかを暴いていた。(私の推測だと、当時の部下は岩城啓太) 

 佐島大臣に物申すと殺されると予知して、予めビデオにデータとして残した。

 

⑤予告で佐島大臣が、森島哲也に『頼む、頼む、頼む』の真相は?

 

A.コアラ男🐨誘拐事件について暴いた内容と全てを公にすることを森島哲也に告げられた。

 

 このようなやりとりがあり、その後に本話のような流れで射殺された。

 

 終わりが近づいてきましたが、第九話も目が離せませんね‼︎