シロでもクロでもない世界でパンダは笑う 第七話 考察

*ネタバレしております。ドラマを先入観なく楽しみたい方は、視聴後に目を通すことを薦めます。 

 

今回も不可解な点を挙げ、今後の展望を推測していきたいと思います。

 

①神城が探ったデータの警察の発表の真偽は?

 

A.警察による隠蔽工作。佐島大臣とコアラ男🐨が交渉した記録は破棄。コアラ男🐨は、岩城啓太。死んだので口座凍結で、子どもはいないことから遺産も相続されない。=可視化されることはない

 

 「佐島大臣が記者会見で謝罪をした翌朝にコアラ男🐨から連絡があり、佐島大臣が指定された口座に身代金を振り込んだ」しかし、一連の記録が見つからない。

 

 前話の最後を覚えているでしょうか?佐島大臣は警察に8年前の恩があることを。この点から、警察は佐島大臣の弱みを握っています。そして、佐島大臣はコアラ男🐨の話になる度に話題を逸らしてきました。

 今回のラストで、佐島大臣が『さぁ、早く白黒つけてくれよ』と言っていたのは、直輝への宣戦布告でしょう。

 

②佐島大臣が神城に伝えたことは大嘘

 

A.コアラ男🐨は、岩城啓太。未解決事件を隠蔽するために、彼は服毒自殺をした。警察の犠牲者になった。

 

 コアラ男🐨の件について神城が尋ねていました。

 神城さんは8年前も事件を追っていたと直輝に電話で伝えていましたね。しかし、警察からこれ以上は自粛しろと言われ追求を断念した。佐島大臣と警察は繋がりがあると考えると、佐島大臣が本当のことを言わないだろう。なぜなら、真実が明かされるとまずいから。

 

③いちろうが何故か、コアラ男🐨が森島哲也の可能性を示唆したニュースを見て取り乱している。

 

A.いちろうの反応はミスリードで、いちろうはコアラ男🐨ではない。

 

 「お父さん、不味いんじゃないですか?「という口調な気もしました。タブーとしてきたコアラ男🐨のことを公にしたので焦っているのだと思います。しかし、佐島大臣は余裕の表情だった。ここからも嘘を伝えているのではないかと、私は勘繰ります。  

 

④神城が勤務するニュース番組での「森島哲也がコアラ男🐨の可能性がある」としていたが、半分が真実で半分は嘘。

 

A. 山野辺一課長が、服毒自殺をした岩城啓太が犯人だという真実を隠すために、直輝の父に『コアラ男は私だと書け』と命じた。  直輝の父は従う他無く書いた。その後、直輝の父が真実を言いふらさない為に岩城によって殺された。

 

 ニュースで「筆跡が本人のものと一致し、実行犯であると認めて署名した」と言ってましたね。しかし、それは警察によって書かされたものだと思います。 

 

②.③.④から、佐島大臣は警察と主従関係を強いられている。

 

⑤佐島大臣の回想シーンのパンダ男🐼は誰か?

 

A.森島哲也

 

過去にミスパンダ🐼として佐島大臣に仕えていたのでしょう。だから、前話でミスパンダ🐼を見たときに、『久しぶりだな。パンダ』と呟いたのだ、と。 

 

⑥あずさを誘拐した理由は。

 

 A.岩城啓太は、過去にいちろうのような立ち位置に居た。佐島大臣の跡を継ぎたかったが、叶わなかったから辞めた。佐島大臣と繋がりがある警察官になったがそれでも許せず、いちろうよりも大事な娘のあずさ誘拐により脅し復讐か。 

 

 スーパー爆破の犯人は岩城啓太だと分かりました。犯行に至った理由は定かではないですが…。いちろうが、『私に次期大臣を継がせてもらえないか』と言ったが、佐島大臣は『なれると思ったのか。何百万年も早い』というようなことを述べるシーンが前話であった。それと同じことを岩城啓太にも言ったのではないか、と。

 

  まとめると、ラスボスは警察と佐田大臣でほぼ間違い無いと思います。直輝の父の無実を晴らす為に、直輝は彼らが隠蔽しているものを暴がなければならない。ミスパンダと共に白黒付けて欲しいです。